メモリを 6GB にしてみた

メインPC のメモリを 6GB にしてみました。

別にメモリが足りなかった訳ではありません。
家にある Dell の PC (Dimension 4700C)にメモリが 512MB しか積まれていないことが分かり、規格が同じ DDR2 だった(4700C は DDR2 533 までしか対応していないみたいでしたが・・・)ので、メインPC から 1GBx2 を渡して、新しく 2GBx2 を増設しようかなぁ...と思っただけです。

最近はメモリがメチャクチャ安くなってますね、びっくりしました。
ノーブランドでなくても 4GBで 8000円切ってるなんて・・・
思わず、8GB 買いそうになりながら Transcend の 2GBx2 のパッケージ(JM4GDDR2-8K)を買いました。

今まで積んでいたのは CFD ELIXIR のメモリだったので、今回も CFD ELIXIR にした方が無難だったんですが、Transcend にしてみたのは単純に興味本位です。
悪い評判は無いみたいだったので選んでみました。

ということで、メインPC から 2GB 外して、買ってきた 4GB を取り付けて、6GB にした状態で Memtest86+ を走らせたのですが、いきなりエラー発生...

不良品かとも思ったのですが、オーバークロックされているマシンなので、定格に戻して再度テストを実行してみたところ見事にパスしました。
相性の問題なのかを確認するために、JM4GDDR2-8K だけを積んだ状態でもテストしてみたのですが、やはり OC されているとダメです。

定格では問題ないので不良品と言うわけではないでしょうけど、少なくともオーバークロックには向かないみたいです。
同じような現象が 価格.com でも報告されていました。

そもそも、私の場合はメモリは定格(比率が変わってるので正確には違うけど。)で動作しているはずなんですが、CPU の OC に伴って要求がシビアになってるんですかねぇ??
よく分かりません。


OC解除して定格に戻しても良かったんですが、せっかくオーバークロック状態で安定稼動しているし、CPUクーラー替えたりで色々金がかかっているので、できるだけ OC はそのままにして置きたいです。

っということで、CFD ELIXIR の 2GBx2(W2U800CQ-2GLZJ)で試してみることにしました。

とりあえず、OC状態で 6GB(1GBx2+2GBx2)で Memtest86+ を走らせたんですが、あっさりと終了
全く問題ないようです。

ただ、Memtest86+ の表示を見ている感じ 1GBx4 と比べると速度が遅い感じがします。

もともと搭載されていた 1GBx4(W2U800CQ-1GLZJ)のメモリは CL5 なのですが、W2U800CQ-2GLZJ は CL6 です。
この辺りが原因かもしれないですが、CL5 の JM4GDDR2-8K でテストをしている時も遅かったような気がします。

そもそも JM4GDDR2-8K は OC状態では、まともに動いていなかったって話もありますが、2GB のモジュールの限界なんですかねぇ?


一応、条件を変えて Sandra の Memory Bandwidth テストを行った結果です。

sandra_memory_bandwidth1Gvs2G.png

ちなみに、1GB - W2U800CQ-1GLZJ、2GB - W2U800CQ-2GLZJ です。

パッと見て、明らかに 6GB の結果が悪いですね。
やはりモジュール自体の性能は、1GB の方が良さそうです。

まぁ、6GB 積んだところで 64bit OS でないと意味がないので、普通に使う分には W2U800CQ-1GLZJ の方が圧倒的にお勧めです。

あと、メモリってノーブランドでなければ問題ないだろうと思ってたんですが、OC でメモリのクロックをあげてなくても問題が起こるってのは意外でした。
今度からは、OC耐性も考えてメモリを選んだ方が良さそうです。


ちなみに、メモリを買うならドスパラがお勧めです。
メルマガの会員になるとメモリの相性保証が無料でつきます

メモリは不具合が起こりやすいし、相性問題が起こりやすいパーツですが、相性保証って有料のところの方が多いと思いす。
これは親切なサービスだなぁ...と思いました。

不良メモリと永久保証」に続く・・・