家探し(中期)

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家探し(完結編)」に続く

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暫く更新が開いてしまいましたが、その間に建築の方はかなり進み、ほぼ完成に近い状態になって来ています。

外壁の塗りも終わり、窓も付き、クロスも貼り終わったということで、順調に行けば後数週間で完成するらしい。

って事で、コチラの方もピッチを上げて書いて行こうと思います。


前回は、家探しを中断している間に色々と地固めを行った話を書きました。

中断の理由は、節電の影響で休みが合わなくなったからでしたが、9月末でそれも解消したので、家探しを再開しました。

で、この時にまず行なったのが、自分たちが借りることが出来る金額を銀行に審査してもらうこと。

以前にも書きましたけど、家探をする際、これが実は一番重要だったりします。

家の価格帯って非常に幅が広いので、現金で精算するような場合を除いて、住宅ローンの借入可能額で予算が決まる人がほとんどだと思います。

そして、家のスペックってそれこそ数えきれないほどあるので、予算が決まらないと、立地も広さも設備も検討しようが無いんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?

まぁ、これは私が何にしても色々と見てから決めるタイプだからかも知れませんが・・・

なんといってもギター1本買うのに3年もかかった人ですからね・・・


銀行に審査してもらうっと言っても、直接銀行に行った訳ではありません。

地元の比較的大きめな不動産仲介業者を通じて、ローンでどの程度借りることが出来るのか調べてもらいました。

ちなみに、この時にお願いした不動産屋さんは、中断前に色々と紹介して貰っていた不動産屋とは別なところです。

実際に何行に出したのかは覚えていないですが、仲介を通して出せる銀行には全て仮審査を出してもらいました。

返ってきた結果についての詳細は控えますが、この結果を受けて私達だけではなく不動産屋さんもかなり具体的な提案が出来るようになったと思います。

こんな感じで予算が固まり、そこから怒涛の物件巡りが始まりました。

私たちは、主に3つの仲介業者を通して物件を紹介してもらいながら、ネットや足で自分たちで見つけたその他の物件などにも直接見に行ったりしながら絞り込んで行きました。


まず、仲介業者に予算と希望を伝えるのですが、「家探し(初期)」に書いたような希望を我々の予算で実現するのは難しいと言うのが現実で、そこからは何を妥協していくのか?
っと言う話になります。

妥協点としては「立地・広さ・予算」がありますよね。
乱暴に言ってしまえば、「希望の場所で狭い家を買うのか、広さを取って不便な場所に買うのか。」っと言った感じです。

後は、無理して高い家を買うかw


ここは非常に難しいところです。

以前、「80㎡は欲しい」的なことを書いたような気がしますが、正直に言うと90㎡無いと狭く感じましたし、100㎡くらいにならないと将来的な事を考えると手狭な感じは否めない感じでしたが、吉祥寺から 3km圏内で考えると 80㎡でも厳しいというのが現実。

まして 100㎡とかありえない値段になってしまいます。

当然、吉祥寺から離れれば、予算内でも広さは希望に近いものもが出てきます。


実はかなり初期の時点で、近所に良い物件が有り、値段が下がったら買おうくらいに思ってました。

が、立地としては申し分無かったのですが、広さが 70㎡前半。
結局、それが最後までネックになり購入には至りませんでした。

他にも近所の物件を数軒見たのですが、80㎡超える大きさの家となると簡単には手が出ない価格帯になってしまい、殆ど検討できる物件がなかったので、場所を変えて探して見ることにしました。


で、まず紹介されたのが西武線の東伏見や西武柳沢、田無。

この辺りなら、通勤に関してはあまり今と条件が変わらないということなんでしょうね。

そして、バスなどを使えば吉祥寺にも比較的容易に出ることができる・・・っと。

確かにこの辺りまで来ると、整形地で広さも十分あって設備的に良い感じの家が検討できる価格帯で出てきました。

が、今度は立地がネックになって来ます。


実際、東伏見で一軒非常に良い家があったんですが、最後まで立地で悩み、結局購入に至りませんでした。

この時ネックになったのは、家の建っている場所が西東京市のハザードマップで床下・床上浸水の可能性がある地区に入っていた事と、線路が近かったこと。

家自体は、モデルハウス的に建てられた家だったこともあって、設備も価格帯を考えると非常にいいものを使っていたし、使っている建具の色なんかも好みと合っていて非常に良かったんですが...

他にも、何軒か気になる物件はあったのですが、川が近かったり、鉄塔の下だったり、街道沿いだったり、計画道路に掛かっていたり...っと、一見条件的に良さそうな物件ほどこの手の問題が多かったようにお思います。


他には、中央線の三鷹や武蔵境から南に行った東八道路周辺の家も何軒か見せてもらいました。

武蔵境とかは雰囲気的にはかなり良い感じで、「ここに住みたい!」って思う街並みだったりしたんですが、いかんせん駅までの距離が徒歩圏内ではなかった事で、一旦保留。

吉祥寺に出ることを考えると、電車で移動できる分西武線沿線よりも便利だったりするんですが、流石中央線沿い、徒歩圏は結構厳しい価格でした。

結果、西武線沿いの三駅を中心に探す感じになり、この頃から中古も候補に入れて探し出しました。


人が住んでいる状態で見学したり、住んでいる人から直接説明を受けたり、っとかなり貴重な経験だったのですが、戸建ての場合中古だから安いということは基本的に無いという事が分かりました。

築数年のものから数十年のものまで何件も見てみましたけど、古くてリフォーム必須の物件であったとしても、新しいものと比べて激安という訳には行かないケースが殆んどでした。

まぁ、結局は立地、土地の値段が多数を占めるという事なんだと思います。

不動産屋さんが「家は立て直せばいいから」的な発言をする意味が分かったような気がします。


っと言う感じで、9月末から11月頃にかけて、時間がある時には殆ど家探しをしているような状態が続きました。

この間に何件見たのか分からないくらいの件数の家を見たと思います。

が、結果的にコレだ!っという家が見つからないまま、11月が終わり、仲介業者的にも紹介出来る物件が無くなってきた雰囲気の中12月に入ります。


正直、この時期は長期戦を覚悟していました。
変な話、良い物件が見つからなければ数年掛けても良いかなぁくらいに。

何故かというと、やはり立地を妥協することは難しいと感じていたからです。

吉祥寺に近い云々もあるんですけど、知らない土地に引っ越す事に抵抗が有るというか、知らない土地に家を買うということへの不安感が強かったという感じです。

賃貸ならば土地的に合わなくても引っ越せば良い話ですが、持ち家となるとそう簡単には引っ越せませんからね。

実際、家を買う人の多くは、それまで住んでいた場所の近所で探すらしいです。

っとなると、予算的にかなり厳しい感じにはなって来るのですが、この時期になると貯金も順調に貯まってきていたので、長期戦になればなるほど予算面では有利な条件で探せるのではないか、言う考えもありました。

そんな感じで、長期戦に持ち込もうとした矢先、急展開で購入に至るわけですが、今回はここまで。

家探し(完結編)」に続く

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