CentOS 5.8にアップデート
CentOS 5.8 がリリースされたので、家で使っている CentOS 5.7 のサーバーをアップデートしました。
今回もリリースノートにはアップデートの手順についての言及はありません。
メーリングリストの方には一応書かれていますが、今回も単純に yum update を実行すれば良いみたいです。
Upgrading from CentOS-5.7 ( or CentOS-5.0/5.1/5.2/5.3/5.4/5.5/5.6):
If you are already running CentOS-5.7 or any older CentOS-5 version
then all you need to do is update your machine via yum by running :'yum update'
Running 'yum list updates' before doing the update is recommended, so
you can get a list of packages that are going to be updated.
一応、何がアップデートされるのか確認するために yum list updates を実行し、パッケージを確認したあとに yum update を実行。
# yum list updates
# yum update
私の環境では
Install 3 Package(s) Upgrade 216 Package(s) Remove 1 Package(s)
という感じ。
結構時間が書かります。
余談ですが、こういう時には screen コマンドを使っておいたほうが無難かもしれません。
私の環境はなぜか外からの SSH の接続が非常に不安定なので、基本的に作業する際には screen を使っていますが、接続に不安が無くても、途中で接続を切ってもアップデート自体は続くので、この手の作業をする際にはお勧めです。
yum の実行中に warning が出た項目を確認し、新しい conf が作られたものを確認します。
私の環境で rpmnew が出来たのは以下の 4つでした。
warning: /etc/sysconfig/iptables-config created as /etc/sysconfig/iptables-config.rpmnew
warning: /etc/ssh/sshd_config created as /etc/ssh/sshd_config.rpmnew
warning: /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt created as /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt.rpmnew
warning: /etc/odbcinst.ini created as /etc/odbcinst.ini.rpmnew
このうち、/etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt と /etc/odbcinst.ini は変更点がなかったので無視。
iptables-config 以下のような変更点がありましたが、特に意識して設定した覚えは無いので新しい方を有効にしました。
# diff -u /etc/sysconfig/iptables-config /etc/sysconfig/iptables-corpmnew
--- /etc/sysconfig/iptables-config 2010-06-04 02:35:02.000000000 +0900
+++ /etc/sysconfig/iptables-config.rpmnew 2012-02-23 06:18:45.000000000 +0900
@@ -3,7 +3,7 @@
-IPTABLES_MODULES="ip_conntrack_netbios_ns"
+IPTABLES_MODULES=""
sshd_config も幾つか変更された部分があったようなので、rpmnew に自分で設定した変更を反映し、sshd_config にリネーム後使うようにしました。
一応確認。
# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.8 (Final)
っとまぁ、こんな感じで今回もサクッと終了。
(2時間くらいかかりましたが...)
しばらく様子見です。
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