Battles の新譜 GLOSS DROP。
っと言っても、今年の4月に出たやつ。

別に CD を毎回買うというほどのファンではないですが、試聴機で聴いたら結構良さそうだったので買いました。

あとは、Dream Theater の A Dramatic Turn Of Events。

こちらは CD を買うほどのファンな訳ですが(笑)

前2作は買ってませんが、今回は期待を込めて買ってみました。

GLOSS DROP - Battles

毎回買うというほどファンじゃないとか書きましたけど、よく考えたら殆ど持ってるかも知れないですね。

まぁ、この手の CD は自分で買わないと聞けませんから・・・

結論から書きますが、前作 Mirrored の方が好きです。

もっと言うと EP C / B EP。

Tyondai が抜けた穴はデカイなぁっと言うか、初期衝動の面白みがなくなってきたかなぁっと。

簡単に言うと、スリリングじゃないんですよ。

滅茶苦茶やってる感じがない。

良く言えば、洗練されてまとまって来たのかも知れないし、ある意味聴きやすくなってる。
でも、ちょっと平凡というか面白みにかける感じがするかなぁっと。

悪くはないんですよ、悪くはない。
いいアルバムだと思います。

でも、Battles なんです。

嫌でも期待してしまう。

なので、そういうノリで聞いてしまうと、やっぱり物足りないと言うのは否めないと思います。

まぁ、ライブで見てみたいという感じですねぇ。

今作は色々な人とコラボしているので、そういう意味では結構面白いです。
歌があると、印象がかなり変わります。

Eye くらいしか知らなかったけど(笑)

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A Dramatic Turn Of Events - Dream Theater

簡単に言えば原点回帰というか初期のノリに戻った感じ？

Images & Words とか Awake の雰囲気に近い気がします。
特に Images & Words に。

1曲目の「On the Backs of Angels」なんて何か思いっきり「Pull Me Under」っぽいし。
3曲目の「Lost Not Forgotten」は「Under A Glass Moon」っぽいし。
8曲目の「Breaking All Illusions」は「Learning To Live」を思い出させる。

悪く無いと思います。
特に、前2作に比べたら全然良い。

ドラムの交代は今作に限って言えば正解だったんでしょうね。

いい具合のバランスになってると思います。
メタルメタルしてない、と言うか程よい軽さ。
重すぎなくて聴きやすい分、よりプログレッシブな部分が強調されてます。

あと、ペトルーシ良いギターを弾く様になりましたね(笑)
いいギターを弾く様になったというよりも、いい音を出すようになったというか。

とにかく、メロディーと言うか歌を中心に構築したんだなぁっと言う印象を受けます。

特に Breaking All Illusions は良いです。
久しぶりに、こう言う曲が聞けたのはファンとしては本当に嬉しい。

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が、まぁ現時点で名盤とは言えないかなぁ。。。っと言うのが正直なところ。

この方向性なら、どうしても Images & Words に軍配が挙がる。

まぁ、最高傑作と比べられても困るだろうけど、やっぱりファンとしてはそこを求めてしまうんで。
でも、いいところまでは来てると思います。

個人的にはもう少し新鮮な驚きがあるかなぁっと期待していたのですが、そういう感じでの作品ではなかったですね。
まぁ、ドラムオーディションでマンジーニを選んだ時点で、分かっていたことですが・・・

次回作が楽しみです。
気が早いですが(笑)

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そうそう、初回限定版にはドラムオーディションの DVD が付いてるんですが、これ目当てで買っても良いと思います。

それくらいこのオーディションは面白い。

本当にドラムって叩く人が変わると全然音が違う。

このオーディションに参加しているドラマーは、みんな素晴らしいドラマーなんだけど、それでも明らかな差があったりとか。

後は、オーディションをする側も、どこを見極めようとしているのかとか。
本当に勉強になるというか、ただただ感心してしまうというか、あまりにもハイレベルで笑っちゃうというか。

ということで、初回限定盤がおすすめです。

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最後に個人的に今回のドラム交代劇について思った事を少々。

まず、あれだけの猛者の中からマンジニーニを選んだことからも分かるんですけど、残されたメンバーはマイキーに不満は無かったんだなぁっと言うこと。
なんだかんだで結局一番マイク・ポートノイに近い人を選んだ感じがします。

だから何だかんだで劇的に今までと違うアルバムにはなってない。
直近の彼らの作品とは違う方向性にはなってるけど、やっぱり新鮮味のないアルバムになってるんですよね。

個人的には Marco Minnemann か、Thomas Lang あたりが入ったら面白かったんじゃないかと思ってます。

別にマルコとトーマスがマンジーニと比べてどうという話じゃなくて、単純にそっちの方が面白いバンドになるかなぁっと。

Virgil Donati を押す声もあるようですけど、まぁ無理でしょう。

ヴァージルのリズムの感覚と DT のリズムの考え方は根本的にズレてると思います。
おそらく、お互い凄くやり難かったんじゃないかと。

まぁ、マルコはキャラクターが DT とズレてる感じがするし、トーマスもキャラクターと音楽的な方向性がズレてる感じがするんですけどね。

でも、マンジーニだったらポートノイで良いじゃんっと(笑)

あ、でもこれもマンジーニがポートノイと比べてどうって話じゃないですよ。

とんでもドラマーだってことは知ってます。
でも、何というか方向が似てる気がするというか、こなしちゃう感じがするんですよねぇ。

だから、メンバーとしてこなれて来てからの次回作に早くも期待してしまうんです。