commmons: schola workshop @ VACANT に行ってきました
正直 commmons: schola って NHK の「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」くらいしか見たことが無かったのですが、奥様に誘われて commmons: schola のワークショップに行ってきました。
まぁ、企画の概要くらいは知ってましたけど、NHK の番組も全部見たわけではなかったので、はっきり言って事前の知識は皆無。
ゲスト講師の小沼純一さんも特別ゲストの牧村憲一さんも、名前すら知らない状態(笑)
何で来たんだよって感じですけど、まぁ、面白そうじゃないですか。
会場には、坂本龍一のコンサートでも使用されているドイツのムジーク・ エレクトロニク・ガイザイン社(MEG)の音響システムが設備され、参加される方々には、commmons: scholaシリースの収録音源を完璧な環境の中でご堪能していただきます。
ってのも少し気になりましたけど、まぁ、とにかく面白そうなので行ってきました。
会場は、以前一回来たことがある原宿VACANT。
前回何を見に来たのか忘れちゃったけど、凄くいい雰囲気だったことを覚えてます。
もちろん今回もいい雰囲気でした。
客席の作りは前回と同じような感じで、ベンチみたいな椅子とか一人~二人掛けソファーが置いてある前に座布団がバーっと敷いてある感じ。
なんか客層は前回とは全然違ったけど、雰囲気的には似てる感じでしたねぇ。
で、5.1chということで、前に3つ、客席の後ろ側に2つ RL 901 と思われるスピーカーが置いてありました。
開場直前についたので、椅子の席で音が良さそうな場所は確保できなかったので、座布団席で開場のど真ん中っぽいところを確保。
すると、明らかに関係者オーラが出ている人が右手に。
なんか、怪しいなぁっと思っていたら牧村憲一さんでした(笑)
すみません。
最初は小沼純一さんが schola で扱った曲や、そこから脇道にそれた曲を紹介し、曲を少しかけてから説明したりしながら進んでいく形の講義でした。
面白かったです。
正直クラッシクって聴いても聴いても捉えどころが難しすぎて全然消化できなかったんですが、今回の講義を聞いて、何となく糸口が掴めたような気がします。
で、途中から牧村憲一さんも加わり、外から見た schola についてという感じで対談がスタート。
いや~、個人的にはこの対談は本当に勉強になりました。
久しぶりに、眼から鱗が落ちましたよ。
そうそう、音楽ってそうやって聴いて行かないとダメだよなぁっと再認識。
「音楽好き」を目指すなら「ファン」になっちゃダメなんですよね。
私はうまく説明できないけど、漠然と思ってきた事なんですが、お二人も同じ事を言っていたので何か自身がついたというか...
っと同時に、もっと真摯に音楽に向き合わないとなぁっと思いました。
あまりにも範囲が広く、情報がある意味で多すぎ、ある意味で少なすぎるクラシックって、面倒でしっかりと聴いてこなかったんですが、いい機会なので聴いてみようと思いました。
でも、やっぱり道標が必要なので、そこは schola を買おうかなっと(笑)
とにかく、とてもためになるワークショップでした。
楽しかったし、勉強になった。
アレで、1000円なんて安すぎる。
また参加したいです。
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