Rebirth - LOVE FREEDOM / iTunesとAmazon MP3での取り扱い開始!
私がかつて所属していたバンド LOVE FREEDOM の Rebirth と言うアルバムが iTunes Store と Amazon MP3 でも取り扱いがスタートしていました。
2年以上前のアルバムですが、全曲で私がギターを弾いています。
もう既に脱退しているバンドの宣伝をするのもどうかと思いますが、私がギターを弾いていたことには変わりないので、一人でも多くの人に聞いてもらえたら嬉しいです。
試聴も出来るので是非聞いてみてください。
聞き返してみると、このアルバムのギターは過渡期だなぁ...と言う印象を受けます。
このアルバムを制作している時期って、ギタリストとしての自我がどんどん強くなって行った時期で、それまではあまり突き詰めて考えていなかった部分まで考え出した時期なんですよ。
もっと良い音を出すにはどうすれば良いか?
とか、
もっとこの曲に合うギターは無いか?
とかね。
上手く表現できないのですが、フレーズや音色と言うレベルではこれまでもこだわりを持って弾いては来ましたが、それを更に「ギターらしさ」と言うか、ギターの良さを出そうと思って取り組みだしたという感じです。
なので、アルバム通してギターに対する温度差が凄くあるというか、それが良い意味でも悪意味でも全体的なサウンドに出てきてしまっている気がします。
このアルバムの中で最も古い時期にギターが録音されているのは「星になるまで」 で、たぶん録音自体は2005年頃だと思いますが、この時期は完全にエフェクティブなギターですね。
クリーンはコーラスとディレイ、クランチにもコーラス、ディストーションにもコーラス・フェイザー的な感じで、まぁ悪い音では無いと思ってますけど、ギターの良さとかギターらしさと言うのは皆無だと思うんですよ。
で、この Rebirth の制作段階の初期に録音した「前向きの角度」 辺りになってくると、結構ギターの素の音を聴かせようとするアプローチが感じられる。
勿論、エフェクトは深くかけてますけど、芯を殺さないようにしているというか、ギターの荒っぽさだったり、汚さだったりが分かるような形のアプローチになってきていると思います。
そして、アルバム製作の後期に録音した「トモダチ」 なんかになると、かなり極端に生音志向になってくるんですよ(笑)
極力モジュレーション系を使わない様な音作りをして、「ギターらしい」フレーズをギターらしい音で弾こうとしています。
やり過ぎな感じはしますけど、凄く分かり易く表現できていると思います。
まぁ、こだわったから良い物が出来るのかと言われたら、必ずしもそうではないし、結果的に賛否両論ある(あった?)と思いますが、それが今につながっているので、個人的には良かったと思います。
なかなか「今」の音を披露する事が出来なくて申し訳ないのですが、夏くらいまでには Born Blanchir で数曲は発表できるように頑張りますので、それまでは・・・っと言うのは変ですが、是非 LOVE FREEDOM 時代の音も聴いて頂ければと思います。
これはこれで良いと思いますよ。
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