ソニーBMGの rootkit その2
ソニー rootkit を仕込む!! の続き
ウイルス対策企業が検出ツールをリリースしたそうです。
ソニーBMG製CDの「rootkit」、ウイルス対策企業が検出ツールをリリース - CNET Japan
結局、ソニーBMGの方は対応をしないつもりなんでしょうかねぇ?
修正プログラム を出したとか言ってるけど、これって隠蔽する機能を停止するだけでで rootkit の削除機能は無いみたい。
しかも、ソニーBMG とまったく関係ないコピープロテクトされていない CD をリッピングする際にも問題があるらしく、音質が悪くなるらしい。
何を考えてるのか分りませんが、ユーザーの了解も得ずにこんなヤバいのを勝手にインストールしようとする ソニーBMG の神経を疑います。
日本市場にも普通に売られてるんですかねぇ?
BMG や Sony のサイトにはそれらしいことはかかれてないので、大丈夫って事ですか??
とにかく、早くこんなコピープロテクトは止めるべきだと思います。
コメント
G.O.R.N
この件に関する最大の問題はカーネルモードコードの情報がろくにディスクロージャーされていないことと、そのアンインストール方法がろくにサポートされていないことですね。無論、インストールされるカーネルモードコードの質が劣悪であるというのもありますけど。
リッピングの音質が下がるのはある程度予想できていました。というのも、カーネルモードで動いているドライバ群、特にフィルタドライバが介入する以上、リッピング結果は不正確にならざるを得ないためです。恐らく、Windows Media Playerを使おうが、Exact Audio Copyを使おうが結果は悲惨なものになるでしょう。
ただ、思うのはこういった企業群がオンラインゲームも含めてですが、安易にカーネルモードコードを使う構図ですね。もともと、カーネルモードのコードというのは安易に使ってはならないものです。たとえば、UNIXでカーネルに正体不明のパッチを当てないと使えないアプリケーションは魅力的ですかね?
いのまた
コメントありがとうございます。
まったく、とんでもない物を世に送り出してくれましたよね・・・
EULA とか出てくるんでしょうか?
「アンインストール出来ません」って、ちゃんと書いてあるのかなぁ??
怪しいもんです。
怖いですよね、CCCD をドライブにセットするときには ソニーBMG 関係かどうか確認しないと・・・