新しいPC (組み立て編2)

前回はケースなしの状態でセットアップし、ドライバのインストールに失敗して OS の再インストールを決意するところまで書きましたが、今回はその続きです。

日曜の朝、予定通りケースが届いたので早速組み立てを開始。
前日ドライバのインストールでこけたのですが、ケースが届いたのでとりあえずパーツをケースに組み込むところから開始しました。
P180 の第一印象は、デカイよりも重いですね。
確かに高さが家にある他のケースよりも 10cm ほど高いのですが、幅はほとんど変わらないためか、そこまで大きさは気になりませんでした。
が、重いです。
電源付いて無いのにこんなに重いのか・・・と思ってしまうほど重いです。

結局、この一日は主に P180 との格闘になりました・・・

まずは電源を組み込むわけですが、これがきつい・・・

P180 は「電源ホルダー」なるもので電源を挟んで固定する方式になっています。
電源ホルダー自体が小さいのか電源が大きいのか分かりませんが、とにかく SS-600HM を組み込むのは結構大変でした。

角がとってあるし普通は怪我しないと思うんですけど、あまりにも力を入れすぎて手を切りました・・・
まぁ、一応取り付けること自体はできたのでいいんですけどね。

NeoHE の後継機

スペックだけ見ると SS-600HM と Antec の NeoHE は幅・高さともに同じサイズなのですが、ピッタリに作りすぎです。
しかも電源ホルダーには「シリコンシート」なる物が貼ってあって、まったく滑りません。
まぁ、これのおかげで振動が吸収されて静音性が高まるのでしょうけど・・・キツスギです。

次はドライブです、5インチベイの取り付けは付属のレールを取り付けたドライブをフロントパネル側から押し込むだけなので非常に簡単です。
HDD もケージを取り出して、付属のトレイに HDD を取り付け差し込むだけなので簡単。


ケースの中身(全体)
ケースの中身(上部)
分かりにくいかもしれませんが、
CPU の左上辺りに差し込んでいるのが
4PIN のコネクタです。

さて、お待ちかねのマザーボードですが、このサイズのケースにしてはそこまで余裕が無いように感じました。

P180 は一般的なミドルタワーのケースと比べると高さが 10cm くらい高いと思うのですが、「デュアルチェンバー構造」とか言う構造になっていて、内部が上下に分けられています。

先ほど電源を取り付けたのが下部に当たるわけなんですが、上部だけを見ると普通のミドルタワーとそこまで変わらないような気がします。
っと言っても、電源がない分作業はしやすいんですけどね。

心配だった電源ケーブルなんですが、私の構成の場合にはギリギリ届きました。

P180 は電源を上下逆にしても取り付けることができる(この表現が正しいか微妙ですが・・・)ので、ケーブルが届きやすい方に電源を取り付けなおしたら、結構余裕を持って届くようになりました。

電源に書いてある文字などから考えると、逆さまに取り付けている感じだと思います。
ファンが上に来る感じです。
まぁ、吸気ファンですし、上部にも十分空間があるので良しとしました。

関係ないですが、この日は例の自民大敗の参院選の日だったので、ここら辺で作業を中断し、選挙に行くついでに吉祥寺のヨドバシに追加のパーツを買いに出かけました。
絶対に必要なパーツではないのですが、FDD と 12cm のファンを買いました。

FDD は余りにも汚かったし黒の筐体とまったく合わないベージュだったので買い替えました。
どうせなら買うなら FDD だけでは勿体無いし、普段まったく使う用途が無いので、カードリーダ・ライタ内臓のやつを買いました。

FA404MX は FDD とカードリーダ・ライタが一体になっているタイプで、FDD 部分は普通の FDD ケーブルで接続して、カードリーダ部分は USB で接続するようになっています。
最初、USB 接続みたいな感じで書いてあったので USB FDD かと思ったんですが、普通の FDD として使えるので大丈夫でした。

P180 には最初から 12cm ファンが 3つ付いていますが、その他にも 2箇所に 12cmファンを取り付けることができます。
グラフィックカードがファンレスのためか、簡易作業台で OS のインストールをしていた時に、ヒートシンクがかなり高温になっていたので、HDD と一緒に冷やすべく一個追加することにしました。

今回は、ケース前面に取り付ける吸気ファン兼、HDD冷却用ファン兼、グラフィックカード冷却用ファンという事で、まぁおまけ程度なので、静音タイプの山洋電気製ファンを搭載した F12-S を買いました。
あまり風量は多くないですが、静かです。
店頭で音を聞くことが出来たんのですが、かなり耳を近づけないと聴き取れないレベルです。
実際に取り付けてみた感じ、本当に静かです。

今回初めてファンをいろいろ見てみたんですが、たくさんあって訳が分かりません。
F12-S は値段が高い部類に入ると思うのですが、安いものでも静かなものはあるし、実際どこまで品質が違うのかは分かりません。
選んだ理由は音が静かだったことくらい、ハッキリ言ってブランド買いですね。


マザーボードの裏側
これでもかなり頑張りました。
配線は難しいですね・・・

これら 2つのパーツも組み込んで各種ケーブルを接続し、マザーボードや電源と各種ドライブを接続して言ったのですが、これが一番めんどくさかったかも知れません。

P180 はマザーボードの裏に配線を通すことが出来ます。
別に必須ではないので、全てのケーブルを裏から通す必要は無いのですが、出来るだけ裏から通そうと思って苦労しました。

自分との戦いです・・・

ケース前部 ケースの前面パネルを開けたところ

はい、っと言う事でやっと組み立て完了。
やっと OS の再インストールができます。

またまた長くなってしまったので、今回はここで終了・・・
新しいPC (セットアップ編)に続きます。