WD Black²を頂いたのでMacBook ProのHDDを交換してみた(復元編)
認識編の続き
前回までで、MacBook Pro の HDD を WD Black² に交換し、MacOS上から正常に SSD と HDD の領域を参照可能にしたところまで書きました。
ようやくデータを入れれるようになった感じですが、手順さえ分かっていればそこまで時間のかかる作業は無いかなと思います。
と言う訳で、ここからデータを復元していきます。
前回までの作業は USB で接続した HDD の旧環境から起動して作業していましたが、ここからの作業はシステム領域の復元なので一旦再起動して、今度は復旧ディスクから起動して作業していきます。
再起動して、今度は「復旧-10.9」から起動します。
OS X ユーティリティーのディスクユーティリティーを選択。
後は、ディスクユーティリティーの機能を使って復元を行いました。
それなりに時間が係りますが、データの復元は以上で終了。
全てのパーティションの復元が終ったら、システムを終了して USB で接続していた古い HDD を取り外し、WD Black² に復元したパーティションから起動して換装完了です。
っと、3回に分けて長々と書いてしまったので面倒に感じるかもしれないのですが、ダウンロードしたツールを実行して決められた要領でパーティションを切るだけで SSD と HDD の領域が使えるようにはなるので、Fusion Drive を使わなくても良いような場合はそこまで難しい作業ではないかなと思います。
別記事で書こうと思いますが Fusion Drive を設定する場合でも深く考えなければ面倒なことはないですが。
なんかサックリ終わってしまったので、ベンチマークの結果も書いておきます。
まずは SSD の領域に復元した OS 10.9。
W: 39MB/s | R: 40MB/s |
→ | W: 87MB/s | R: 353MB/s |
別次元。
圧倒的に早い!
電源ボタンを押してからアカウントが表示されるまで、今までは約90秒 かかっていたのですが、約15秒に短縮されました。
この違いはデカいですよ。
今まで使うのが嫌になる速度だったので、本当に生まれ変わったかのような印象です。
これは凄い!
次に HDD 領域に復元した OS 10.8 の環境。
W: 60MB/s | R: 59MB/s |
→ | W: 96MB/s | R: 98MB/s |
1.5倍強の向上と言う感じでしょうか?
電源ボタンを押してからアカウントが表示されるまでの時間は約1分で変わりませんが、使用感は確実に良くなっています。
数値で見ても全体的に向上していることが見て取れるかと思いますが、体感は数字以上に早くなったように感じます。
特にSSDのディスクに移植した 10.9 の環境に関しては、もともとが非常に遅くてストレスを感じていたので生まれ変わったような速さで快適。
実はMBP自体の買い替えを検討していたのですが、これでしばらく延命できそうですね。
それくらい早いです。
そんなこんなで書いてきましたが、今回初めて Mac のディスク交換をしたのですが、Mac のシステムドライブの交換、非常に簡単ですね。
ビックリしました。
WD Black² に限っては Mac を 公式にサポートしていないので、手順が若干面倒になってしまうのですが、対応している SSD とかなら楽勝だと思います。
メモリが足りているはずなのに動作が重いような場合には SSD化するだけでも体感速度はかなり変わると思うので、Macを使っていて「遅い」っと感じているのなら試してみる価値はあると思いますよ。
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