SIAM SHADE 〝SIAM SHADE SPRITS Return The Favor〟 @さいたまスーパーアリーナ 2011.10.21

一言で言えば素晴らしいライブでした。
全員が音楽活動をそれぞれの形で続けているバンドなので、今でもみんな上手い。

SIAM SHADE は 18~20歳くらいの頃に影響を受けたバンドです。
コピーしまくったとかは無いんですが、オリジナルで曲を書くときとかアレンジする時によく参考にしてました。

なので、いつ頃だったか覚えてないんですが、解散前に2回ほどライブを見に行きましたが、その2回よりも今回のほうが良いライブだったように思います。

欲を言えばこのまま復活して活動してくれないかなぁっと思いつつも、それは無いんだろうなぁっと言うのを再確認してしまうライブでもありましたが、見ている方としては純粋に楽しめる良いライブだったと思います。

当日のセットリストを完璧に覚えているわけではないのですが、セットリストサイトに書いてある感じで合っていると思います。



で、セットリストを見て分かるのが、圧倒的に SIAM SHADE Ⅲ の曲が多いこと。
だって、アルバム9曲中7曲を今回のライブでやっているんですよ。

メドレーの曲を除けば、やった曲が多い順に Ⅱ(4曲)、ⅤとⅥ(3曲)、ⅠとⅣ(2曲)という感じ。
ⅣやⅥもメドレー曲を含めればそれなりの曲数ですが、フルレングスでやった曲として考えると、Ⅱからも多いですね。

この辺りは、やはり初期のセルフプロデュースの頃が全員一致で今でもやりたいと思う曲が多いということでしょうか?

確かに今聞くとⅢは名盤なんですよね、Ⅱも良いですが。

Ⅳは彼らの出世作ですが、まぁ何というかソニーの悪い癖が出ちゃってるアルバムですね。
Ⅴもその流れを組んでいると思います。

Ⅵは色々な意味で崩壊寸前と言うか、悪くはないけどもはや個人のエゴが見えすぎてしまって...という感じがします。


まぁ、好みの問題は置いておいて、今 SIAM SHADE のアルバムを聞き返して「良いな」っと思えるのはⅡとⅢかなぁっと思ったりします。

という感じなので、選曲的にはかなり満足と言うか文句ないという感じ。

時間的にやりたいけど無理な曲をメドレーにして、インスト曲としてやってのける辺りは演奏力の高い彼だからこそという感じ、このメドレーも凄く良かったです。
音源化して欲しい(笑)


まぁ、とにかく DAITA ギターウマすぎ。

他のメンバーも十分過ぎるほど上手いけど、DAITA のギターはやっぱり凄い。

最初にも書いたけど出来れば完全復活して新曲を出して活動してくれないかなぁっと期待してしまいますが、やはり難しいだろうなぁっと理由もなく思ってしまいました。

ライブ中なので、ステージ上ではもちろんメンバー全員仲良さそうにはしているけど、何とも言えない距離感みたいなものを感じてしまったというか。。。

うーん、復活してくれると本当に嬉しいんだけど。

なかなか無いですよ、ココまでテクニックがあるのにキャッチーで売れる曲も書けるバンドって。

もったいない。