Revolver - The Beatles
リマスター版が発売された時に、ボックスを買おうか迷った挙句、結局聴くのを忘れていた The Beatles のリマスタリング版。
全てのリマスター版を聞いた訳ではないので、何とも言えないですが Revolver は良い感じでリマスタリングされていると思います。
上手い具合に迫力を引き出しています。
それにしても、改めて聴いてみると凄いアルバムですね。
文句なしにカッコいいというか、「あ、そうだビートルズはロックバンドだったんだよな。」って感じるアルバムです。
良い感じにサイケっぽくて、古さを感じない名盤だと思います。
1曲目の Taxman からして良い感じですが、3曲目の I'm Only Sleeping とか 4曲目の Love You To のサイケ具合が素晴らしい。
特に Love You To は良いですね。このインド感。最高に素敵です。
カッコよすぎ。カバーしたい。
そして、14曲目の Tomorrow Never Knows。
これまた名曲。カッコよすぎ。
っと言うか、斬新過ぎるでしょう。
この時代に何ですか?この曲は(笑)
やっぱ凄いなぁっと思ってしまう。
The Chemical Brothers の Setting Sun の元ネタは Tomorrow Never Knows だったんですね。
どちらも名曲だけど、30年近く前にこのノリを出していたという The Beatles、おそるべしですよ。
他にも Yellow Submarine とか、Good Day Sunshine とか、有名どころの曲も色々と入っています。
が、個人的にこのアルバムのベストは 2曲目のEleanor Rigby ですね。
っと言うか、ビートルズの曲の中で一番好きな曲かもしれない。
まぁ、聴き過ぎて新鮮さはあんまり無いんで、リマスタリングされていても特に印象が変わる事は無かったんですけど、名曲である事には変わりがありません。
子供のころから大好きだった曲ですが、今聴いても良い曲ですね。
全体通して言えるのはリマスタリング具合が絶妙だという事。
「リマスタリングしましたよ」的な圧縮感とか、強調されて変な音になってしまっている部分が無く、全体的な音の感じは古いんだけど、一つ一つの音がしっかりと聞こえるという感じ。
と言う事で、聞いた事があるという人でも一回聴いてみると面白いと思いました。
聞いた事が無い人は、聴くべきでしょう。
間違いなく名盤です。
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