2010.2.24 Jeff Lang@渋谷QUATTRO

Quattroのビール 100224 Jeff Lang

ちょっと、空いてしまいましたが、QUATTROJeff Lang を見に行ってきました。
去年のフジロックの時に見てガツンとやられてしまったので、今回の単独公演は2時間近く見れたので本当に満足。
とても良いライブだっと思います。

フジの時と比べると、本人もリラックスしていたように感じました。
逆に言うとフジの時は結構硬くなってたんだなぁ...と思うくらい、今回は良く喋っていたました。

今回も、「歪んだフォークミュージック」って言ってましたね。
日本語で曲の説明やらしてました。
本当に良い人です。
イベンターとかPAとかサブのPAにまでねぎらいの言葉をかけるのって、なかなか見た事がない光景でした。
「オーストラリア訛りの英語で伝わらないかもしれないけど、君たちは素晴らしい観客だ!!」って言ってましたけど、Jeff、あなたこそ素晴かったですよ!

Jeff Lang の凄いところは、アコギをそのまま弾いていてもバカテクでめちゃくちゃ上手いのに、エフェクトの使い方のセンスが凄く良い所。
今回は、自分が弾いた音をロングディレイでループさせながら曲に入って行くって手法を多用してましたが、音量のバランスとかが絶妙。
もちろん非同期だから徐々にずれて行くんだけど、フレージングの妙と言うか、それすらも心地よくしていくのは凄いとしか言いようがない。
こういうアプローチは是非真似したいと思いますね。

今回は最前列近くで見れたので機材などを注目してみてたんですが、そしたら何と俺が最近買ったカポ(Planet Waves NS capo)と同じものを使っていてビックリ。(ロゴとかまでは見えなかったけど、たぶんNS capo だと思う。)
確かに、このカポは使いやすい。

ギターの足元系のエフェクターは、ステージの高さがあるので良く分からなかったけど、アコギはデュアルソース(だっけ?)でマグネットとマイクの Mix っぽい感じ、2本のシールドを束ねてある手作り感満載のステレオシールドを使ってました。
で、ボリュームペダルみたいなので素の音と、オーバードライブ系の音のMix具合を替えているみたいです。
いやー、良い音でした。

Jeff Lang を知ってから、POD X3 LIVE を使って真似しています。
アコギの生音と歪んだ音のMix。
もちろん、本家とは全然違うんですが、何とも言えない良い音なんですよね~。
この太さと荒々しさはソリッドギターではなかなか出ないと思います。

難点は、ライブで使うとなるとハウリング対策が難しい事でしょうか?
Jeff Lang本人もハウリングには悩まされているみたいで、フジのリハの時も大変そうだったし、今回の QUATTRO のライブ中も結構ハウってました。


そう言えばベースの Grant Cummerford は面白いシールドを使っていまいた。
ぱっと見、Evidence Audio の Lyric かと思ったけど、赤っぽかったような気が。。。 照明の影響かな? うーん、気になる。 客電ついてから、しっかり見ておけばよかった・・・


と、まぁとにかく凄く良いライブでしたが、欲を言えば、椅子とかに座って酒とか飲みながら見たかったなー。と言う感じ。
ビールとか飲みながら聞くのにぴったりだと思います。
もちろん、良い意味で。

今回は、開演前30分くらいについたので、ビール(発泡酒)を片手に待っていたんだけど、その時点ではガラガラだったので最前列付近で話しながら待ってました。
で、気が付いたら後ろビッシリ見たいな感じだったので、ライブ中は全然お酒が飲めませんでした。
まぁ、そんな事は気にならない位、素晴らしいライブだったんだけど。

そして、やっぱり London は名曲。
インプロの後に曲に入っていくのはフジの時と同じだったけど、今回はハッキリと London が来るなぁ...と意識して待っていたので、イントロが始まった瞬間は感動的でしたねー。

あー、もう一回見たい。
CDも良いけど、断然ライブの方が良いです。


そう言えば、Quattroのフライヤーで知ったけど、5月に Tortoise 来るんだね。
これは行かねば。。。

で、5月には Rovo の日比谷野音のライブもあるし、今年の TAICOCLUBMice Parade とか来るし。。。
うーん、5月6月は忙しくなりそう。。。

いや、そんな事よりも今年はフジがヤバいことに。。。
MuseKULA SHAKER、ZAPPA PLAYS ZAPPAって。。。
どーするんだよ!!!!