5/12 Asia @東京国際フォーラム

すでに 1ヶ月も経ってしまいましたが、東京国際フォーラムAsia を見てきました。

過去に何度か国際フォーラムでライブを見ていますが、相性が良いのか結構良いライブに当たる事が多かったんですが、今回の ASIA も当たりだったような気がします。

セットリストをハッキリと覚えていないのですが、Yes, EL&P, King Crimson, The Buggles 等メンバーが過去に所属していたバンドの代表曲らしきものをやっていたので、ある意味お得感のあるライブでした。
(EL&P や The Buggles は詳しくないので良く分かりませんが、MC の内容から判断するにやっていたと思います。)

まぁ、なぜ John Wetton なのに The Court of the Crimson King なのかってのは謎、だけど好きな曲なので許します。
バグルスの Video Killed The Radio Star は盛り上がったし、Roundabout はやっぱり名曲だよなぁ・・・と改めて思わされましたねぇ。

っと、Asia の曲はどうだったんだって感じですが、もちろん最高でしたよ。
個人的には Only Time Will Tell・Heat Of The Moment・Don't Cry・Wildest Dreams 辺りが聴ければと思ってたんですが、全部やってくれました。
中でも Only Time Will Tell は一番好きな曲なんですが、2曲目にやってくれたので、もう感激でした!!

Fantasia: Live in Tokyo
昨年来日した際のライブがCD化されていますが、セットリスト的には結構似ているかもしれないですね。
今回のライブのほうが内容的に良かったような気がしますが・・・

メンバーの年齢的に、完璧なパフォーマンスは期待していなかったんですが、「意外に」なんて言ったら失礼ですが、良かったです。
特にカールパーマーが元気でした、何歳なんだよって思ってしまうくらい元気でした。

ジョン ウェットンは良い声してますね、凄く綺麗な声でびっくりしました。

そして、スティーブ・ハウ・・・
その佇まいは木の枝に止まる年老いた禿鷹のごとく、今にも倒れてしまいそうな危うさを感じさせていましたが、2時間のライブを乗り切ってくれました。

もうね、なんだろう?
こういうのはギタリストの特権だよなぁ...と思ってしまうくらいグダグダ。
グダグダだけど良いギターを弾きますね、やはり。
リズムとか音とか外しまくりなんだけど、それも含めて「らしさ」に昇華させてしまうのは流石の一言。

メンバー全員に言えることなんですけど、ところどころアンサンブル的に破綻しかかった所から、うまい具合に纏めてくる辺りは流石の一言。
いろいろな意味で、勉強になる良いライブでした。


Asia って何って人も多いと思うので、簡単に説明すると、Yes, EL&P, King Crimson のメンバーが組んだプログレバンドです。
誤解を恐れずに言うならば産業ロックというやつです。
基本的にはキャッチーでポップな曲が多いですが、いたるところにプログレのセンスを感じさせるような部分があって大好きなバンドです。

やはり 1枚目の Asia(邦題「詠時感~時へのロマン」) が名盤なんでお勧めですが、初めて聴くなら Then & Now がお勧めです。
何を隠そう私もこのアルバムから入りました。
ベスト+新曲みたいな感じの中途半端なアルバムなんですが、先に挙げた1枚目2枚目の名曲は全て入っています。
個人的にはこのアルバムにしか入っていない「Summer (Can't Last Too Long)」という曲が大好きです。


B0014W8U5A

ぜんぜん知らなかったんですが、最新作が出ていました。
ライブでも何曲やってましたが、「Phoenix」と言うアルバムだそうです。