POD X3・POD X3 LIVE 発売決定!!

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Line 6 から POD xt の後継機種がついに発表されました!

その名も POD X3!!

しかも、今回は POD X3 LIVE も同時に発表されています!!

POD xt のリリースから約5年、POD ファンにとっては待ちに待ったリリースじゃないでしょうか?
まだ日本のサイトには出ていませんが、本家のサイトに詳細が出ています。

ざっと見てみた感じの POD xt からの主な変更点は以下のような感じ

  • ギターアンプ 42種 → 78種
  • USB 1.0 → USB 2.0
  • ベースアンプ搭載(28種)
  • マイクプリアンプ搭載(6種)
  • 2系統の独立したルーティングを作成可能

この他にもエフェクト関係も強化されているようですが、私が気になったのは、ベースアンプ搭載と 2系統の独立ルーティングです。

たまに、家でベースを録音しようとした時にベースアンプがないと、ラインで適当なプリアンプを通して録音する感じになってしまうんですが、気分が盛り上がらないんですよねぇ...
かといって、ほとんど使わないのにベースアンプを買う余裕はないので、POD に搭載されているなんて願ったり叶ったりですよ、本当に。

2系統の独立したルーティングが可能ってのも良いですね。
1入力を 2系統に分けたり、2つの入力をそのままパラで扱えたりと、自由度は高いようなので色々な使い方が考えられます。

パッと考えただけでも、クリーンとバリバリに歪んだ音色をブレンドしたりとか、モニター用の音を別系統で出したりとか、いろいろ使えそうでワクワクしますねぇー。

昔々、ライブで POD の出力を PA にそのまま送っていた時期があったんですが、モニターが非常に難しくて苦労した記憶があります。
結局、アンプから音が出ていないと自分のギターの音を確認することが困難であることがわかったので、ジャズコーラスとかから音を出す方法に変えたんですが、この 2系統のルーティングを使えば、外音用にライン出力用の音を作って PA に送り、モニター用にアンプ出力用の音を作ってアンプから出すことが出来そうなので、かなり期待しています。

USB 2.0 対応ってのも、オーディオインターフェイスとして使っている人としては嬉しい機能強化じゃないでしょうか?
POD xt の USB は御世辞にもオーディオI/O として使えるレベルでは無かったですからね。


ひとつ、残念なのは POD X3 では MIDI In/Out が無くなってしまったことです。
XLR In と S/PDIF が追加されて、スペースが無くなったからでしょうか?
POD X3 LIVE には Midi In & Out/Thru が搭載されています。

私は、POD xt のコントロールに BOSS の MIDIコントローラーを使っていましたが、POD X3 では無理ですね。
専用のフットコントローラーを使えば良いという事なんでしょうか?
高いんですよねー FBV・・・

まぁ、今回は最初から POD X3 LIVE という選択肢があるので、フットコントローラーで操作するなら LIVE を買えば良いという考え方なのかも知れませんが、MIDI IN が無いのは痛いですね。

そんな事もあり、私の本命は POD X3 LIVE ですね。
実は前々から POD xt LIVE を狙っていたのですが、POD xt を持っているのにもったいないなぁ・・・と思って自粛してきたので、これで正当な理由ができました(笑)


あと、これは実際に使ってみないとわからないですが、こんなに機能を積み込んで本当に大丈夫なのか?っと思ってしまいます。
POD xt はこの手の機器の中ではパッチチェンジの無音状態とか、レイテンシーのようなものが比較的少ない方だと思うのですが、機能追加しすぎでパッチチェンジで時間がかかるなどの不具合が出てしまうと嫌ですね。
まぁ、大丈夫だと思いますけど。

この辺りは、実際に試奏してみるまで分からないのですが、日本での発売はいつなんでしょうか?
今月の頭に楽器屋で働いている知人に確認してもらった時点では 10月末発売って事だったんですが、日本の公式サイトには未だに告知なしで、先行予約を行っている店舗の情報を見ると11月上旬もしくは下旬といった表記がされています。

そして、気になる価格ですが POD X3 は5万円台半ば、POD X3 LIVE は 6万円台後半となっているようです。
POD xt の実売価格が 3万円台半ばである事を考えると 2万円ほど高い計算ですし、POD xt LIVE は4万円を切っている店もありますので 3万円近い差がありますね。
まだ、発売前なので何とも言えませんが、チョット高いですかねぇ・・・


思えば POD xt を買ったのは 2003年8月です。
なんと、4年以上も前の機材なんですよね。
その間、ライブにレコーディングに本当に活躍してくれて、今でも現役バリバリです。

その理由の一つは無償でアップデートが提供され続けることにあると思うのですが、これって本当に凄い事だと思います。
バグフィックスとかだったら、他のメーカーでも提供しているところもあると思うのですが、POD のアップデートは桁違いだと思いますよ。
大幅な機能追加やアンプの追加など、他のメーカーだったら同じハードでも、新しい機種として発売しそうなくらいのアップデートを平気で無償提供してくれます。

そして、ライブとかでガンガン使っているにもかかわらず、全く壊れていないってことも特筆に価すると思います。
スタックアンプの上から落ちたり、POD 上にワウが落ちたり・・・
大切に扱われているとは言いがたい状況ですが、塗装は若干ハゲてますが機能的には全く問題がありません。
恐るべき頑丈さです。

ギターを弾き始めてから今まで色々な機材を渡り歩いてきました。
コンパクトエフェクターからマルチエフェクター、ラックマウントのマルチやらプリアンプ。
でも、やっぱり POD が一番だと思います。

確かに、チューブアンプが絶好調の時に出す音には負けます、それは仕方がない。
でも、チューブアンプのように機嫌が悪くなったりしないし、ヘタッタリもしません。

本当に最高の機材だと思います。
今から待ち遠しいですねぇ・・・
X3 早く店頭に並ばないかなぁ・・・

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