ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 - 楠木 建

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タイトルそのままですが、企業戦略におけるストーリーの大切さについて、コレでもかと言うくらいに、長く、詳しく、分かりやすく説明してくれている本です。

読んでいると「なるほどな~」っと思ってしまう内容がたくさん出てきますが、単純に経営などの知識という範疇を超えて、日常生活などにも応用できるように感じました。

とにかく「なぜ」が重要なんですよね。

何をするのか?
誰がやるのか?
いつやるのか?
どこでやるのか?

これらももちろん重要なんだけど、何事も「なぜ」が重要だと。
これは、結構自分の実感と近いのですんなり読めました。

私は経営学を学んだわけではないのですがとても楽しく読めました。

恐らく意図的に専門用語を使わずに、誰にでも分かる書き方で書いているからだと思います。

が、これを実際に経営に活かせるのかどうかと言われると、何とも言えないというのが正直なところですね。

何故かというと、ストーリーのある競争戦略を立てる方法が分かり難かったり、そもそも「ストーリー」が存在するという条件の定義が読んでも良く分からないから。

たしかに、「ストーリー」が重要だということは分かります。
そして、(過去の)実例を読み解くことで骨太で長く続くストーリーとはどういうものなのかも、何となくは分かります。

が、実際にこれから「ストーリーのある競争戦略」を構築しようとした時に、いったい何を基準に「この戦略にはストーリーがある」と出来るのかとなると良く分からない。

まぁ、ここに関しては評価の分かれる所だと思うんですが、個人的には逆に「これがストーリーだ!」っと書いてないことが逆に良いのかもなぁっと思いますが。。。


若干話が逸れましたが、経営などに今直ぐに役に立つ知識やヒントを得ようとして読むのなら微妙かもしれませんが、読み物としてはとても面白いと思います。

スターバックスやデルの戦略とか、地方都市のコギャルの例えはとても面白い。

特に地方都市のコギャルの話は、まさにその時代に地方都市の高校生~大学で上京した自分としては実感として分かる内容でした。

とにかく、普段から物事に対する姿勢を変えないといけないという事なんだと思います。

なんで?
何のために?
なぜ?

こういう考え方を常に持って行動する。

当たり前のようで、なかなか難しい。

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