8/1 矢野顕子 & MARC RIBOT@Blue Note Tokyo

Blue Note って言うと、Jazz の代名詞って感じで、「お高く止まってる」というか「アートっぽい」感じと言うか、とにかく近寄りがたいイメージがあって、何とも言えない敷居の高さを感じていました。

矢野顕子
矢野顕子
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akiko

実際、値段的にも「普通のライブ・コンサート」に比べたら断然高いわけで、Jazz が特別好きなわけでもない私は、必然的に今まで足を運んだ事はありませんでした。
Tomatito と Michel Camilo が来ていたり、興味のあるライブは幾らでも有ったんですけどね。。。

とまぁ、そんな感じでしたが、今回初めて行ってきたので、その感想を書きます。
ライブは、矢野顕子 & MARC RIBOT でしたが、ハッキリ言って 2人とも殆ど知りません。
なので、大したレポートは出来ないんですが、まぁ記念なので。

行ったのは、3Days(って言うのかな?Jazzでも。)の初日、1日2回公演の2回目でした。
21:30 スタートで買ったチケットは自由席だったのですが、仕事帰りにそのまま直行したら、7時30分位に着いてしまって、まだ整理券を配っていませんでした。
なので、夕飯でも食べて時間をつぶしてから・・・とかやってたら凄い人...

席を確保できるか不安だったんですが、1組1組係の人が案内して、一緒に席を探してくれたので意外にすんなりと席を確保できました。
が、開演までの雰囲気はかなりあわただしい感じでした、たぶん押してたんじゃないかな?

やっとウェイターを捕まえ、とりあえずドリンクだけオーダーしたら、食べ物は開演と同時にラストオーダーだと告げられました。
かなり混んでいたのでウェイターを呼ぶのも大変なので、今すぐ頼みたかったんですが、フードメニューをゆっくり見れる状態でもなかったので、とりあえずドリンクだけ。

夕食を済ませていて正解でしたね、まぁ、食べるつもりで行ってたらなんか適当に頼んでたかもしれませんが...

音楽と関係ない話が続いてあれですが、頼んだオリジナルカクテルが、めちゃくちゃ美味いくてビックリでした。。。
Heinekenとライムかなんかのリキュールのカクテルだったような気がしますが、美味かったなぁ。
バーなんて久しく行ってないので、忘れたましたがカクテルって美味しんだよなぁ...と思いましたね。
これは、居酒屋では中々難しい。

っと言う感じでゴタゴタしていると、矢野顕子さんが登場。
私が座った場所は、ステージに向かって左側の自由席だったんですが、丁度ギターが真正面に見える位置で、矢野さんは斜め後ろから眺める感じでした。
最初は、微妙な位置かなぁ...とも思ったんですけど、ピアノを弾く手や歌う姿は良く見えたので、結構自分的には満足のいく位置でした。

肝心のステージはと言うと...
本当に良いステージでした。

もうね、完全にやられましたね。
矢野顕子って音源すらまともに聴いた事が無かったんですが、完全にやられました。

凄いですね、歌もピアノも上手い。
上手いって、失礼かもしれないけど、それしか表現できません。
もう、体の一部のようにピアノを弾きながら歌ってました。

もちろん、テレビとかで掛っているので声も歌も聴いた事はあったんですけど、生で聴くと全く違いますね。
発声と言うか、歌い回しと言うか、「あぁ、なるほどなぁ」っと変に納得してしまいました。

Marc Ribot
Marc Ribot

Marc Ribot's Ceramic Dog
Marc Ribot's Ceramic Dog
B0017LFKVU
Party Intellectuals

そして、マークリーボー・・・
ギター上手い!!

この人のルーツって何なんでしょうかねぇ?
凄く独特なギターを弾いてました。
クラシカルだし、ジャジーなんだけど、ロック的な要素もあったりして、凄く聴きごたえのあるギターを弾いていました。
いやー、凄かった。


最初は、箱の大きさの割に音量が小さいような気がしていたんですが、それはそれで良かったです。
生音がそのまま聞こえてくるような感じで、とても心地の良い音でした。
もちろん、演奏者の腕もあると思いますが、Blue Note に出てくるミュージシャンであれば大丈夫でしょうね、きっと。

あと、ステージがとても近く感じましたね、ステージと目線が同じだと言うのもあるかもしれません。
客席はアリーナ部分が一段下がっているだけで、殆ど段差が無かったので、見難いかなぁ...と思ったのですが、全然大丈夫でした。


そう言う訳で、Blue Note 初体験は非常に好印象でしたが、1点ケチをつけるとしたら会計でしょうかね?
最後の最後に行列に並ばなきゃいけないのにはちょっとね...、もっとスマートに出来ると思いますが、どうでしょうか?

でも、本当に良い箱だと思います。
値段は高いですけど、納得ですね。
好きなミュージシャンが出るときには、ぜひまた見に行きたいと思いました。
今度はボックスシートを予約したいと思います!!


ライブが終わった後に、なんかどこかで見た事のある外人がいるなーっと思っていたら、ピーターバラカンさんでした。
連れによれば、糸井重里も居たらしいですが、言われても顔が出てきませんでした...

後、暇つぶしで夕飯を食いに行こうとして表参道に向かっていたときには、ムツゴロウさんを見ましたよ。
いやー、南青山おそるべし...