デジタルオーディオなのに何故劣化するのか?
DTM とか DAW とかに限らず、音楽をやっている人なら少なからず音質劣化を気にしたことがあるのではないかと思います。
シールドを高いものに変えたりとか、エフェクターを使っていない時には完全にバイパスできるようにしたりとか。
古い話になると、出来るだけピンポンせずにレコーディングするとか。
私は音質劣化にうるさい方ではないと思っていますが、明らかに音痩せしたりするのは勘弁なので、いろいろ気を使っています。
が、それはあくまでもアナログの話で、デジタルオーディオについては全くと言っていいほど気を使っていませんでした。
何故か?
それは、「デジタルデータが劣化する」という概念を、全くと言って良いほど理解できなかったからです。
ギターに関して言えば、ギターとアンプの間の各種エフェクターとかシールド、アンプからオーディオI/Oに入るシールドなんかをアップグレードすると「音が良くなる」ってのは、容易に理解できます。
アナログの信号ですからね。
が、オーディオI/O と PC を繋いでいる Firewire ケーブルを換えることで音質が向上するという話は全く理解できませんでした。