2009/1/24@新宿Motion 機材編

2009/1/24@新宿Motionでの私

さて、前回のライブレポートの続きで、機材関係の話です。

Love Freedom の前回のライブって、昨年8月の復活ライブなんですが、個人的に色々と反省点がありました。
演奏自体もそうですが、音色的な面でチョッとロックな要素が強すぎたと言うか、とにかく力強すぎる音だったんです。

で、その原因は間違いなく Non-Reverse FirebirdP-90 な訳ですよ。
ギター変えればOKなの??って言われるかもしれませんが、間違いなく Firebird を使う選択肢は現時点ではないなぁ・・・と個人的には感じたんですよね。
Firebird は素晴らしいギターですけど、アクが強く万能ではない。
音作りで強引に押さえ込むことは出来るでしょうけど、まぁ、そこまでして Firebird を使う必要も無いかなぁ・・・と。
見た目にもやっぱり力強すぎるし。

そんなこんなで、Seymour Duncan のストラトの修理とか、その後の理想のギター探し(これ書くって言って全然書いてないね・・・書きます。)とかにも繋がっていくんですが、今回の話に限定すると Love Freedom 用のギターを色々と物色していたわけです。

Ibanez 2387CT

で、今回使ったのが、Ibanez のフライングV です。

以前紹介した Seymour Duncan のストラトと同時に後輩から入手したギターなんですが、ライブで使ったのは今回が初めてです。

と言うか、最近まで殆ど使っていなかったんですが、Rebirth のレコーディングの時に引っ張り出して使ってみたら意外に弾きやすく、音も Love Freedom 向きな感じだったので使ってみました。

このギターも詳細がまったく分からないギターなんですが、私が調べたところ 2387CT というモデルのようで、Gibson の 1959 Korina Flying V のコピーモデルっぽい感じです。(ただし 2387CT はアッシュボディー、メイプルネックという仕様のみたいですが・・・)

おそらく私と同年代のギターで、もちろん我が家にあるギターの中では最高齢なのですが、弾きやすいし良く鳴るギターだと思います。
アコギを除けば、生鳴りは一番大きいです。

Ibanez 2387CTのブリッジ

が、やはり金具系はかなりボロボロになっていて、ブリッジは腐食してボコボコになっていたり、ペグは回している方向と逆に動いたりとか・・・完全に限界を迎えているようだったのでライブの後、ペグとブリッジを交換しました。
この辺りは、また今度書きますね。

スーツにも結構合っていたと思います、なかなか良いんじゃないですかね?
LF のライブではしばらくこのギターにお世話になりそうです。


2009/1/24@新宿Motion の JCM900 の設定

そういえば、JC-120 から JCM900 に替えたのも前回の Love Freedom のライブからでしたね。

今のところ JC-120 と比べて JCM900 の方が断然いい感じで使えているのですが、どうしても想定よりも音がきつくなってしまうって事が悩みでした。
家で作った音がスタジオできつくなるのは仕方が無いと思いますが、スタジオで修正してもライブ本番でさらにきつくなってしまうと言う感じでした。

で、今回やってみたセッティングは CH.A を使ったセッティングですが、CH.A の MASTER VOLUME を全開にして、PRE AMP の GAIN でボリュームを調整すると言う方法ですね。

私の場合、POD X3 Live で音を完全に作りこんでいるので、アンプの設定は限りなくクリーンになっているのが理想なんですが、今まで JCM900 で上手くクリーンを作る事が出来なかったんですよ。
(FXリターンに挿せば??って思うかもしれませんが、ライブ中に細かい設定変更をしたくなったときにリターンに挿してると殆ど調整できなくなるので、普通にフロントに挿してます。)

なんかの雑誌で最近知ったんですが、JCM 900 でクリーンを作る場合には、Volume を全開にした状態で GAIN で音量調節をするのが基本なんだそうです。

今までは、GAIN と Volume の両方で音量調節をしていたため、スタジオよりも本番の方が音量が大きくなるため、どうしても GAIN が上がり過ぎていたんですね。
なので、どうしても想定している音よりもキツイ音になってしまう事が多かったんですが、この方法でやることでかなり理想に近くなった感じがします。

まぁ、考えてみれば当たり前なんですけどね。


POD X3 Live と Bad Horsie

あ、そう言えば、初めて POD X3 Live のワウを使ってみました。
POD X3 Live ってワウのモデルも結構入ってるんですけど、レコーディングの時にカッティングで Bad Horsie だとタイミングが取りにくかったので、VOX とか Crybaby とか色々と試していたのですが、そのついでに POD X3 Live のワウも試してみたら意外にと言うか、結構良いんですよ!

Bad Horsie は良い意味でエグイ音が出るんで大好きなんですが、カッティングとかで使うとチョッと厳しいなぁ・・・と感じてたので、嬉しい発見でしたね。

もちろん、右足で踏みましたよ!!
右足で POD X3 Live のペダル、左足で Bad Horsie って感じです。