Boot Camp を試してみた

先日、従妹が新しい iMac (intel) を買うと言うので、秋葉原のヨドバシカメラまで行って来ました。

従妹はデザイン関係の仕事をしている事もあって、公私に渡ってMacしか使わないらしいですが、色々な理由をこじつけて Windows を買わせることに成功しました!

結局、買ったのは 17inch の iMac とメモリ512MB、OEM の Windows XP HOME

ちなみに、ヨドバシだけかもしれないですが、iMac を買うだけで OEM のWindows を付ける事が出来るそうです。

Boot Camp のセットアップは、Windows をクリーンインストールした事がある人なら楽に出来ると思います。
手順としては大体、以下のような感じです。

  1. Boot Camp のインストール
  2. Boot Camp を使って Windows用のドライバディスクの作成
  3. Boot Camp を使って Windows用のパーティションの作成
  4. XP のインストール
  5. Mac の各種ドライバをインストール

気を付けるのは、Windows のインストール時のキーボードの選択とファイルシステムの設定くらいです。

Mac 用のキーボードなので「半角/全角」キーが無いのですが、英語キーボードでセットアップしてしまうと、キートップの文字と入力される文字が違う物になってしまうので、「S」を押してから表示されるリストで「106 JapaneseKeyboard(Including USB)」選択します。

ファイルシステムの設定は Boot Camp でパーティションを切る時点で意識しないといけないんで、注意が必要です。
FAT と NTFS から選ぶんですが、同じマシン上の Mac と Windows でファイルのやり取りをするなら FAT にしておいたほうが無難です。

ファイルのやり取りといっても、Windows上からは Mac のパーティションは見れないみたいで、Mac で起動しているときに Windows のパーティションを操作する感じになるんですが、Windows のパーティションを NTFS にしてしまうと、読み取りしか出来なくなってしまいます。
つまり、Windows上のファイルを Mac にコピーできるけど、Mac から Windows へファイルを移動できないって感じです。

なので、ネットワークを使ってファイルのやり取りをするのでなければ FAT を選択するしかないのですが、Boot Camp で Windows用のパーティションを作成した際にサイズを 32GB 以下にしていないと選択できません。

まぁ、「ちょっと使ってみようかなぁ?」的なノリなら問題ないサイズですが、バリバリ使うのであれば結構つらいかもしれないですね。もう一個 Windows用の領域を確保してあげればいいんじゃん?って思うところですが、Boot Camp では残念ながらできません。
ターミナルから色々いじることで出来るみたいですが、自分のマシンでもないし、時間も無かったのでとりあえず 32GB の領域を作ってWindows をインストールしました。


っとまぁ、こんな感じで結局時間がかかってしまったんですが、上記を踏まえればそんなに面倒な作業では無いと思います。

使ってみた印象としては、かなり良い感じ。
キーボードの並びが Windows 用のものとは違うので若干入力に違和感がありますが、その他は問題なし。
iMac には Mighty Mouse が付いてくるので「右クリック」も普通に出来ます!!
動作もサクサクでストリーミングとかもストレス無く見れました。
従妹曰く、試聴とかストリーミング関係が Mac に対応していない事が多いそうなので、そのために使っても良いかもしれないですね。

値段的にも本体とメモリ(512MB)、XP Home OEM 併せて17万5千円くらいだったので、まぁそこまでの値段でもないですよね。


iMac も魅力的ですが、個人的には MacBook の方が欲しいですね。

持ち運ぶことを考えるとやはり MacBook のデザインは最高です。
Intel Core Duo 2.0GHz 搭載で 159,800円なら値段的にもいい感じじゃないかなぁ?
6ピンの IEEE1394 が標準でついてるノートPC って言うのもバスパワーでオーディオ I/O を動かせるので、音楽をやっている人にとっては魅力的です。

ただ、やはり NTFS が使えないのは結構痛いので、Boot Camp の対応しだいといったところでしょうか?

でも、結構使えますよ。
ホントに。